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生理時の頭痛【東洋医学タイプ分類】

1.月経期の頭痛とは?
毎回の生理、または生理前後に頭痛が生じます。
2.分類
東洋医学的には月経期の頭痛を以下の3つのタイプに分類して、治療や養生指導を行っていきます。 特徴的な症状をチェックして、一番チェック数が多かったタイプの解説・対策法を参考にしてみましょう。
・血瘀タイプ
□生理前あるいは生理中に固定性で刺すような頭痛が生じる □生理は量が少なく、血のかたまりが混じる □下腹部痛
・肝陽上亢タイプ
□生理前あるいは生理中に頭のふらつきと張るような頭痛が生じる □イライラ □怒りっぽい □睡眠が浅い □腰がだるい □耳鳴り □脇の痛み □口が苦い □生理周期が短い □経血量が多く、鮮紅色 □ 黄色いオリモノが多い
2-3.血虚タイプ
□生理中あるいは生理終了後に頭の鈍痛が生じる □頭の鈍痛は目の周辺やまゆ毛の辺りまで放散する □頭のふらつき □めまい □光がまぶしい □動悸 □睡眠が浅い □口が渇く □のどの乾燥感 □食欲不振 □顔色が萎黄 □経血量が少なく、淡紅色
3.解説とワンポイントアドバイス
・血瘀タイプ
【解説】 精神的な緊張によって、カラダのめぐりが悪くなります。 すると、東洋医学で「瘀血(おけつ)」と言われる悪い血が生じるため、さらにカラダのめぐりを滞らせるために起こる頭痛です。 痛みの時期は生理前あるいは生理中、痛みの性質は固定性で刺すような痛みであることが特徴的です。
【ワンポイントアドバイス】 日ごろからよくカラダを動かすようにし、カラダのめぐりをよくしましょう。 しかし、